外出時のスマホWiFiオンの弊害とは?バッテリー消耗やセキュリティリスクを徹底解説!

「外出時のスマホWiFiオンの弊害とは」について

 

「外出時のスマホWiFiオンの弊害とは」

スマートフォンWi-Fi機能は便利な一方で、外出時にオンのままにしておくことで予想外の問題が発生する可能性があります。多くのユーザーがこの事実を知らずに、バッテリー消耗や安全性の低下などのリスクにさらされています。本記事では、外出時にスマホWi-Fi機能をオンにしたままにすることの弊害について詳しく解説します。

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フリー Wi-Fi は危険?安全に利用するためのセキュリティ対策 |トレンドマイクロサポート

目次
1. バッテリー消耗の加速
2. 意図しないネットワークへの自動接続
3. セキュリティリスクの増大
4. 災害時の対応力低下
5. 推奨される対策

 

 1.バッテリー消耗の加速

スマートフォンWi-Fi機能を常時オンにしておくと、バッテリーの消耗が加速します。Wi-Fiがオンの状態では、デバイスは常に接続可能なネットワークを探し続けるため、電力を消費し続けます。特に、Wi-Fi信号の弱い場所では、接続を試みる動作がバッテリーを著しく消耗させます。

 2.意図しないネットワークへの自動接続

Wi-Fi設定をオンにしたままにすると、スマートフォンが自動的に以前接続したことのあるWi-Fiネットワークに接続してしまう可能性があります[1]。これは、セキュリティの低い公共Wi-Fiや、悪意のあるアクセスポイントに知らず知らずのうちに接続してしまうリスクを高めます。

 3.セキュリティリスクの増大

外出時にWi-Fiをオンにしたままにすると、セキュリティリスクが大幅に増大します。特に、暗号化されていないフリーWi-Fiや、なりすましアクセスポイント(偽のWi-Fi)に接続してしまう危険性があります[1]。これにより、個人情報の漏洩、ログイン情報の盗難、クレジットカード情報の窃取、さらにはマルウェア感染のリスクが高まります[3]。

4. 災害時の対応力低下

災害発生時、モバイルWi-Fiを含むワイヤレス通信は使用できなくなる可能性が高くなります[2]。基地局やネットワーク設備が損傷を受けた場合、復旧までに時間がかかります。また、停電時は基地局の蓄電池で数時間は利用可能な場合もありますが、長期的な使用は困難です。Wi-Fiに依存しすぎると、緊急時の通信手段が制限される可能性があります。

 5.推奨される対策

1. 使用しない時はWi-Fi機能をオフにする[1]。
2. 公共のWi-Fiに接続する際は、提供者を確認し、安全性の低いネットワークは避ける[1]。
3. 「https」で始まる安全なウェブサイトのみを利用する[1]。
4. セキュリティ対策アプリを導入し、Wi-Fi接続時の安全性をチェックする[1]。
5. 災害に備えて、複数の通信手段(ネットワーク)を用意しておく[2]。
6. 災害時に無料開放される「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)の利用方法を事前に確認しておく[2]。

これらの対策を実施することで、外出時のWi-Fi利用に伴うリスクを軽減し、より安全にスマートフォンを使用することができます。

 

Citations:
[1] https://helpcenter.trendmicro.com/ja-jp/article/tmka-12361
[2] https://mobile.access-network.jp/anti-disaster/
[3] https://flets-w.com/chienetta/pc_mobile/nrt_ser-security_free-wifi.html
[4] https://mobile-revolution32.com/sp-disaster-tukaenai/
[5] https://anshin-security.docomo.ne.jp/security_news/wifi/column002.html
[6] https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/03115/030500003/
[7] https://www.c-ntn.co.jp/knowledge/wifi_vulnerabilities
[8] https://looop-denki.com/home/denkinavi/electricitybill/electronics/smartphone-life/

 

あとがき

00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)の利用の設定の仕方

00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)の利用設定は非常に簡単です。以下の手順で設定できます:

1. スマートフォンタブレット、パソコンなどのWi-Fi機能をオンにします。

2. Wi-Fiネットワークの選択画面を開きます。

3. 災害時には、「00000JAPAN」というSSIDが一番上に表示されます。

4. 「00000JAPAN」を選択(タップ)します。

5. これだけで接続が完了し、インターネットを利用できるようになります[1][2][3]。

注意点:
- パスワードや複雑な設定は不要です。
- 「00000JAPAN」は災害時のみ利用可能になるため、平常時は表示されません。
- セキュリティのため、個人情報の入力は避け、暗号化されたサイト(httpsで始まるURL)のみを利用することをおすすめします[2]。
- 利用後はこまめに接続を切断し、他の人も利用できるようにしましょう[2]。

00000JAPAN」は、大規模災害発生時に情報収集や安否確認のために無料で開放される公衆無線LANサービスです。2016年4月の熊本地震から運用が開始され、現在では災害時に欠かせないサービスとなっています[1][3]。

 

Citations:
[1] https://koneta.nifty.com/koneta_detail/180817000617_1.htm
[2] https://uranok.com/article/p/post-1081/
[3] https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20180619_01
[4] https://www.ntt-bp.net/column/blog/2021/02/post-05.html
[5] https://www.vill.nakagawa.nagano.jp/uploaded/attachment/5459.pdf
[6] https://www.city.nagoya.jp/bosaikikikanri/page/0000169268.html
[7] https://www.wlan-business.org/wp-content/uploads/2018/12/b0990cf00929227e2fde820c79229e9f.pdf
[8] https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2023/09/04_00.html