リバースモーゲージ
家を修理できない。
それは金がない。
しかしながら
政府が空き家対策につくったという、リバースモーゲージ
リバースモーゲージのデメリットとリスク
では、デメリットは何でしょうか。
一見、万能に見えるリバースモーゲージですが、実は4つのリスクがあるのです。
長寿リスク
平均寿命が延びている現代において、個人が何歳まで生きられるかは予測できません。そのため、融資極度額まで資金を使ってしまう恐れがあります。融資が限度額上限に達して返済ができなくなった場合は、強制的に競売にかけられ、自宅を失うリスクがあります。
住む家も失い、お金もなく悲惨な老後に...とならないよう借り入れた資金は計画的に使う必要があります。
法定相続人とのトラブルになりやすい
リバースモーゲージは、契約者が亡くなった際に担保にしていた自宅を売却し、一括返済するため、土地と建物は相続できません。そのため、相続人と同居していた場合などには、相続人の住む家がなくなることになり、法定相続人とトラブルになりやすいのです。
リバースモーゲージを利用するときは、推定相続人の同意を得る必要があります。しかし、推定相続人の同意を得られないケースも少なくありません。
不動産価値の下落
不動産価値は路線価をベースに算出されるのが一般的ですが、中でも最も重要視されるのが「土地の評価額」です。この土地の価値が下落してしまうと、融資極度額の見直しがされる恐れがあります。融資極度額が減額となり、実際の利用額が上回ってしまった場合、差額を返済する必要性がでてきます。
金利上昇リスク
一般的に「変動金利」を採用している金融機関が多いため、時勢に応じて金利が変動します。金利が大幅に上昇してしまうと、毎月の金利支払額が高騰してしまう恐れがあります。
以上のリスクが考えられるため、推定相続人の事前承認が必要となってきます。そもそも住宅等の不動産を担保とするため、これらの相続が出来なくなる可能性があります。その点も考慮したうえでリバースモーゲージを利用するかどうか検討する必要があると言えるでしょう。
土地建物を担保にリフォームすると
相続人は住むところがなくなる。
死んだ後のこと
どうでもいいのか